【FX】逆張りするとしたら?
Yusukeです。
今日のブログでは、もし逆張りするとしたらどうするか?という内容を書いていこうと思います。
先日下記のツイートをしました。
逆張りするならどうしますか?というご質問をいただいたのですが。
そもそも逆張りの定義は『相場の大きな流れに逆らって売買する』です。
ただ僕の場合、それだと非合理的なので『相場の大きな流れに沿いながら下位足の流れに逆らって売買する』です。 pic.twitter.com/142A3HMg5A— Yusuke@FX専業トレーダー (@YMZ_investor) December 15, 2020
そもそも逆張りとは?
逆張り
順張りとは逆に上昇トレンド途中に売りを仕掛け、下落トレンド途中に買いを仕掛ける、いわば相場の流れに逆らう売買手法になります。
理想的な逆張り
天井で売り
上昇途中に更に最後の急騰で売りを仕掛け、そのまま下落へとトレンド転換する
大底で買い
下落途中に更に最後の急落で買いを仕掛け、そのまま上昇へとトレンド転換する
相場で重要な要素は『流れ、方向』
そもそも相場というのはランダムに見えて一定のパターンや法則で動いており、その流れを把握することで勝てるようになります。
という事はそもそも相場の流れに逆らった取引手法というのは非合理的です。
本題のもし逆張りするならどうする?
逆張りするとしても、ただ単に急騰して売る、急落して買うといった安易な手法は選択しません。
順張りと同じく、必ず意識する事があります。
- 上位足の流れに沿う
- 一貫性を持つ
- 徹底した資金管理
- ナンピンは厳禁
上位足の流れに沿う
これは僕の順張り手法と同じなのですが。
例えば5分足で逆張りするとします。
※5分足でトレードする場合は2つ上の時間足の流れを一致させる必要があります。
1時間足
1時間足の環境認識は順張りと全く同じですね。
①上昇トレンド
②高値切上幅減少後に安値を割り上昇トレンド終了
③移動平均線も下向きになり本格的に売り優勢
④サポートラインをレジスタンスされ始める
⑤高値の切下げもほぼ確定
15分足
15分足に関しても同じ考察。
いつもの順張りエントリーポイントを記入しています。
①15分足でも高値切り下げを確認
②上位足のサポレジを確認
③安値(ネックライン)割れエントリー
一貫性を持つ
トレードで長く稼ぎ続けるには一貫性が重要
これはいつも説明している事なのですが、
勝ち続けているトレーダーというのは難しい事をしておらず
ただひたすら同じポイントでのみ取引を繰り返しているという事実があります。
話はそれますが
毎回エントリー根拠が違ったり言動に一貫性が無いと感じたらそれは恐らく勝てていないトレーダーの可能性が高いです。
順張りで一貫した場所でのみトレードをするからこそ
逆張りでも一貫したトレードをする必要がある。
一貫性が無いと矛盾が発生し、矛盾がある場合、物事を成し遂げることは出来ないです。
徹底した資金管理
まずなぜ売るのか考えてみると
単純に
【高値が切り下がるから売る】
買いの場合も
【安値が切り上げるから買う】
逆張りも同じくこの考え方です。
買いのパターンでリスクリワードを考える
それぞれ2パターンずつ解説します。
パターン1【トレンド転換時】
手順
①大底を形成後に損切設定
②高値(ネックライン)形成後第1利確ポイントと設定
③下落途中に買いエントリー
④高値更新後はトレールで伸ばす
トレンド転換のためには当然大底付近には過去の節目や移動平均線の乖離を見るなど様々な転換要因を考慮しなければいけませんが、
下落から上昇に転換した場合は『高値と安値を切り上げていく』ものなので、
自然と目標値には到達する事は可能だと思っています。
パターン2【トレンド継続時】
手順
①上位足上昇トレンド転換
②上位足のレジサポ確認
③MAの優位性は買い優勢
④下位足の安値切上げを見越して買いエントリー
基本的にパターン1と同じ考え方です。
上位足で見ると買い継続に見えますが、下位足では下落から上昇に繋がるトレンド転換相場となっています。
ナンピンは厳禁
ナンピンというのは結局のところ相場の先は分からないという想定の元に行う取引手法なのですが、
ナンピンで負けた時の損失額というのは大きくなりがちで、人というのは『負ければ取り返したくなる』生き物なので、勝つ時は小さく勝てるけど負ける時は大きく負けるという性質があるこの手法では、高い確率で資金管理ルールを破り溶かす可能性が高くなってきます。
損失許容%を設定しているならまだしも、ほとんどの方はそうでは無いと思うので、資金が少なければ少ない程不利な手法というのを覚えておいてください。
そういった意味から1回のエントリーに集中してトレードをしてほしいのと合理的では無いためナンピンは、少なくとも初心者向きでは無いと言い切れます。