【FX】水平ラインが元の値位置に戻る理由:前編『ライントレードで利益を伸ばす』
Yusukeです。
今日は相場において重要な水平線がなぜ元の位置に戻るのか?
そしてそれを利用することで大きなメリットが得られる内容を書いていこうと思います。
※ここで出てくる『押し安値』『戻り高値』という単語は、
以下のnoteで解説しています。
目次
- なぜ元の値位置に戻るのか?【前編】
- 値位置に戻る事を知ると利益を伸ばしやすくなる【後編】
- いたってシンプルな手順を解説【後編】
なぜ元の値位置に戻るのか?
お金を得たい欲と失う恐怖で相場は成り立っている
■買ったトレーダーの心理
まずレートが上がる時というのはというのは
①買えばレートは上がる
②売っているトレーダーが下落トレンド終了と判断すれば段階的にポジションを手放し買い戻されレートは上がる
■売ったトレーダーの心理
レートが下がる時というのはというのは
①売ればレートは下がる
②買っているトレーダーが上昇トレンド終了と判断すれば段階的にポジションを手放し売り戻されレートは下がる
まず自分に置き換えてほしいのですが
ポジションを保有している時
どうなればソワソワしてくるか?
どうなればイライラ、ハラハラしてくるか?
どうなればポジションを手仕舞いするか?
答えは単純です
含み損が出ている時
含み益が減って生きている時
例として売っているトレーダーの心理を可視化する
上のチャートは下落トレンド途中の分かりやすい戻り高値です。
この価格帯には、到達したら売りを狙う新規注文や売ったトレーダーの損切注文が集中しています。
最初の異変。
『安値切下げ幅が減る』
『大陽線の出現や陽線の比率が高まってくる※下に節目があるとなお根拠高い』
『戻しが強くなり出す』
ついに下げトレンドが終了
『安値切り上げてくる』
『高値更新してくる』
『下位足でサポート転換し始める』
こういったトレンドが変わる時というのは、それまでのトレンドが前提としてポジションを握っていたトレーダーからすると、既に握る根拠は無くなってきているため、
『売りの手仕舞い=買戻し』が起こりレートが上昇していきます。
そしてついに建値付近に到達し、買いと売りの攻防が起こります、
結局売り勢は勝つことが出来ず、全て手放す羽目になり元に位置に戻ります。
上の戻り高値付近で売っているトレーダーの心境も同じです。
完全に上昇転換して売りの優位性が失われていき、売りのポジションは手放されていきます。
値位置に到達した時の値動きを観察する
以上が相場心理から読み解けるレートが元の位置に戻る理由です。
もちろん押し安値を目指す売りのパターンも一緒です
繰り返しになりますが
ご自身がポジションを保有している時の気持ちを思い出してみてください。
売っている時、切り上げたりサポートをしてくれば利益確定を考えたりするはずですし、建値付近では少しでも利益を守りたいため、ギリギリのところまで含み益を耐えたり、含み損を抱えて建値付近に戻れば決済するはずです。
後編に続きますm(__)m