5月27日ドル円、移動平均線の傾きを伴なったトレード
負けてしまいましたが目線は間違っていなくてトレンドの根っ子から獲れていたであろうトレードの解説をします。
ちなみにこの考え方はトレーダーなら誰もが聞いたことがあるであろう
「グランビルの法則」がベースになっています。
今回のエントリーは
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グランビルの買いの4つの法則のうちの一つ
移動平均線が水平になって下から上に抜けた時にエントリー
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エントリー直前の5分足の画像です、上昇ダウが前提ですが
この移動平均線の形を見たら後は買い場を探すだけです、今回は失敗してしまいましたが。。

移動平均線の考え方として
①その期間売買したトレーダーの損益分岐点
②上を向いている間はレートは上昇し続ける
③下を向いている間はレートは下落し続ける
という事は5分の20SMAが下向きの間は相対的に5分足の20期間の間に売っているトレーダー達は利益が出ているという事になります。※あくまでも理論上ですがほぼ間違いない考え方です。
じゃあ下落から5分の移動平均線を上抜いてしまうとどうなるか?

直近の5分チャートです、結構分かりやすいと思います。
黄色の移動平均線は5分のSMAです。
下落している間はMAは下向いていますよね?
この間はその期間売っているトレーダーは利益が出ている可能性が高いです。
移動平均線というのは説明した通り、その期間売買したトレーダたちの損益分岐点になります。
じゃあこの移動平均線を上抜いてしまったらどうなるか?
その期間売買しているトレーダー達が損失を抱える割合が大きくなるという事です。
これが更に上に行くとドンドン含み損を抱えるトレーダーが増えます。
①のところは移動平均線を上抜けた瞬間一気に上昇しているのが分かると思います。
もちろん他の要素もありますが、そのうちの大きな要素というのがこの移動平均線の下から上に抜けたことによって損切を執行したトレーダーが存在するという事です。
移動平均線が上向きになると上昇し続けるので、次は逆に下がりにくくなります、
これは移動平均線を表示させてトレードするうえで基本中の基本です。
移動平均線にタッチしたから買いとか売りとかそういったトレードをしている間はいつまでも勝ち続けることは出来ません、移動平均線の本質をしっかり勉強して腑に落とす必要があります。

こういった風に移動平均線の買い優勢売り優勢のエリア分けが出来ます。
何気なく表示させているのではなく、こういう風に下向いている間は売られて
上向いたら買われる、そしてその期間売買したトレーダー達が今利益が出ているのか?損失を抱えているのか?という事を考え続可視化することが出来ます。
まず下位足ダウの切下げから切上に変わり目線は上
そして5分のイエロー20SMAは上下しながら進んでいき
15分のピンク20SMAは上昇ダウに変わったあたりから上向きに
しかし1時間ブルー20SMAはまだ下向いていて、レートがも下に位置しているので売り優勢です。
しかし徐々に下向きから水平になってきて上抜けも目立ち始めます、
1時間の20SMAが水平になりレートが上抜けた瞬間、そこは下位足から上位足まで買い優勢の相場になります。

長期が水平になって、下から上に抜けた瞬間です、これを狙っていたんですが直前のしょうもない安値で損切してしまいました。。
なぜ急騰したのか、もうわかりますよね?